2016/08/19
教員ブログ
新潟県では初開催となる「東京大学i.school」が、8月8日(月)~11日(木)に新潟市で行われました。
このプログラムは、東京大学や世界の大学生に新潟を紹介することで、地域の新たな魅力を再発見し、イノベーションのプロセスを体感、新しい発想の生み出し方を学びます。さらに、海外からの大学生7名と英語で会話し、英語力の向上、様々な考え方や感じ方の違い体感する場でもあります。新潟県内の高等学校6校より22名の生徒が集まり、本校からは3名の生徒が参加しました。
≪初日≫
新潟市古町にあるホテルイタリア軒で開校式&昼食会が行われました。
緊張しながらも自分たちの学校紹介や自己紹介を英語で行い、早速弥彦村の方へフィールドワークに出かけました。
≪2日目≫
5グループに分かれ、新潟市中央区や古町、温泉などで有名な岩室地区、農業が盛んな南区、西蒲区など各グループがそれぞれ情報収集を行い、持ち帰った情報を他のグループの生徒と共有したり意見交換を実施しました。
≪3日目≫
前日のフィールドワークの情報を元に、地域イノベーションのアイディアを生み出すため、大学生と共にSTEP(NSGカレッジリーグ学生総合プラザ)に宿泊し、翌日のプレゼンテーションに向けて朝から深夜まで話し合いや準備が行われました。
≪最終日≫
朝9時より各グループの高校生によるプレゼンテーションが始まりました。新潟の魅力を伝える商品を考えすべて英語で発表!発表後は、他のグループから質問や意見が飛び交い、それに対しても高校生が積極的に答えていました。
大学生の力を借りながら、みんなで情報収集から情報の整理、そしてアイディアを出し合いながら一つの”形”にしていくというプロセスを学びました。プレゼンテーション終了後は、別のグループに分かれ今回のワークショップで良かった点や悪かった点、もし自分がワークショップをするとしたらどんな工夫をするかなど、自分の意見をまとめ、グループ内で発表し合いました。
全プログラムを終了後、東京大学i.schoolアシスタントディレクターの小松崎さんより一人ひとりに修了証が手渡され、みんな嬉しそうに受け取っていました。さらに、東京大学の学生から参加した高校生へペンなどのプレゼントもあり「このペンを使うと勉強頑張れそう」といった声も聞こえてきました。
他校の高校生、そして東大生や外国の大学生と英語を交えながら交流することで、とても良い刺激になったようです。